リングヂャケットの買取相場
買取相場は比較的安定しています。製造から5年以内のモデルで目立ったスレや汚れなどがなければ、通常ラインでジャケット、スーツ、コートともに1万円前後での買取が期待できます。マイスターラインですともっと高く、現行モデルで3〜4万円程度おつけできるケースもありますが、おおよそ2万円程度とお考えください。
リングヂャケット高価買取のポイント
※下記はあくまで買取専門店としての市場の「大まかな」傾向を「正直」にお伝えするものです。もちろん例外もあります。
製造から5年以内、最低でも10年以内のモデル
状態が同じだった場合、基本的に新しければ新しいほど高値が付きやすいです。ディテールに関して言えばリングヂャケットの持ち味であるアンコン仕立てであることは、高価買取においては重要なポイントと言えるでしょう。また、数年前の攻めた細身シルエットというよりはクラシックなフィットのモデルのほうが人気があります。
サイズが大きなもの
リングヂャケットは海外でも人気があります。そのため、50以上の大きいサイズは特に需要があります。ただし、後述しますが袖丈にはご注意ください。逆に小さいサイズについてですが、42と小さめの作りの44は若干値が落ちる可能性があります。46以上であれば問題ないでしょう。
極力直しが入っていないもの
直しが入っていても高価買取は可能です。ただし、袖丈が58cmを切っているような、大幅なお直しが入っている場合は市場での評価が落ちますので、買取においても価値が下がる場合があります。下記にサイズと袖丈の目安を記しますので、ご参考になさってください。
日本製(大阪工場製)のモデル
スーツカンパニーやザ・スーツカンパニー、あるいはヒルトン別注のアジア製のものは価値が大きく下がります。値段をおつけできない場合もございます。
また、タグに「Sartoria Ring」と記載された低年式モデルも価格が大きく下がることがあります。シルエットが現行モデルと大差なければ問題ありませんが、肩パッドが入っている、着丈が長いといった場合は値段が下がってきます。